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和柄Tシャツ水滸伝シリーズ<楊志>

水滸伝の中で私が一番好きな登場人物は楊志(ようし)です。
私は北方謙三氏の小説が好きなのでよく読みます。
「楊家将」という小説の主役、楊業(ようぎょう)の子孫が楊志であり、エリート中のエリート武官です。
しかしながら「天暗星」という宿星がついていることからもわかるように生涯運に見放された悲劇のヒーローでもあります。
顔の左半分に青痣があったため「青面獣(せいめんじゅう)」とも呼ばれました。

水滸伝をこれから読もうという方もおられると思いますので、ここではストーリーを記載することは避けますが、私が読んだ北方謙三氏著書の水滸伝では楊志の最後は涙抜きで読めるものではありません。(作者によって水滸伝のストーリーはかなり異なります。)

手描き和柄Tシャツ水滸伝<楊志>

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百八星の中で一番最初に落ちた英雄「楊志」。
この人物のイメージを伊砂工芸の伊砂恭伸氏がTシャツとして蘇らせました。

この図案がどうして楊志なんだろう?と思われた方もおられることでしょう。
向かい合っているのは夢を食べる動物、獏(バク)です。象ではありません。(笑)
運に見放された英雄の生涯。もっと活躍する姿を見たかったのに悲運の最期を遂げたことが単なる悪夢であってほしい。そんな悪夢を獏が食べてしまってくれたら、という伊砂恭伸氏の願いなのかもしれません。
獏が持っているのは楊志が所持していた吹毛剣(すいもうけん)です。楊業から楊令、楊志へと受け継がれていく伝家の宝刀であり、刃先に髪の毛を吹きつけるだけで真っ二つになるほどの切れ味だったとのことから吹毛剣と呼ばれた名剣です。
立ち上る赤い炎は、主人と共に志を達成しようとした吹毛剣の気が行き場を失い漂ったのでしょうか。

このTシャツの絵師、伊砂恭伸氏は京都の着物加工職人三代目であり、このTシャツは一品一品、筒描模様糊置(つつがきもようのりおき)という伝統技術で魂を注ぎ込んで描かれております。非常に芸術性の高い作品でもあります。

楊志の果たせなかった思い、志を皆様の背中に受け継いでいただけませんでしょうか。

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